手帳術大公開
夢の実現に向けて「何をすべきか」「きちんとできたか」を自ら管理する必須ツール
すべてのNIKKEI生が毎日かならず携帯し、スケジュールや自己の管理に活用しているツールがあります。それは、学生手帳。全職員と専門学校の学生に対して年度初めに配布されるオリジナルの手帳で、学生生活の基礎となるものです。その目的は、学生が今何をすべきかを明確にし、計画を立てスケジュール化し、それに対して計画通りできたかを振り返るため。社会人としての意識付けの一つでもあります。勉強する習慣のない学生が２年後に夢を叶えるためには、公務員試験、検定試験合格、就職といういくつもの難関が待ち受けています。これらを突破するために、自分の将来像→２年先の目標→１年先の目標→３ヶ月先の目標→今月の目標、と逆算し未来を組み立て、自分自身がすべきことを明確にしていくのです。そしてもう一つ、重要なのが「振り返り」の作業です。自身の考動やその日一日に感じた気持ちを書き込み、それを呼んだ担任がコメントを記入しフィードバックします。学生にとっては、現状を打開するためのアドバイスが得られたり、担任にとっては、学習進度の確認や校外での考動も把握できるため、よりパーソナルな指導に繋がります。学生手帳は、学生たちの夢乃実現に向けた現在・過去・未来が詰まった、世界に一つだけの記録なのです。
NIKKEIが15年以上にわたり熱心に指導を続ける、学生手帳の活用。
多くの学生の夢を叶えてきた、この自己管理法の凄さに迫ります。
朝のホームルームは、このページを開くことから始める。その日の連絡事項や今日やるべきことを確認しながら、事前に設定していた一週間の計画を、より緻密な一日ごとの計画表に仕上げる。また、検定試験や就職試験の日程から逆算して、いつまでに何をすべきかを組み込んでいく。
入学後、まずこのマンスリー欄にNIKKEIでの一年間の行事・資格試験をすべて記入する。一年先までのスケジュールを手帳に記入して行くことで、一年後の目標や、なりたい自分自身の姿が明確になってくる。そこから毎月の目標を設定し、より具体的な計画に落とし込んで行く。
NIKKEI生がとにかく活用するメモ欄。「何かあればメモ」という習慣は社会人になってもおおいに役立つ。各行事（主に講演会）などで感じた事や、面接対策（公務員二次試験、就職試験）に向けた自己分析、節目ごとの自分自身の振り返り、心に残った言葉、担任の先生との面談の記録などを記入する。メモ欄は、自分自身の心の成長が感じ取れるページと言えるだろう。
公務員ビジネス科１年
平良 拡哉 君
手帳活用のポイントは？
頑張れば確実に期間内で達成できる目標を立てています。その目標や試験までの日数をもとに、より具体的な計画に落とし込んでいます。
活用してからの変化は？
NIKKEIに入学するまで手帳を使ったことがなかったので、目標に向けた取り組みが続かず失敗ばかりでした。手帳を使い始めてからは、検定試験合格にむけての予定を明確に立て無理なく継続できるようになり、一日の時間も有効に使う事が出来るようになりました。
