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公務員ってどんな仕事?

国や地方公共団体の中で働く人たちを「公務員」と言います。
「個人や会社の利益」を追求する民間企業とは異なり、公務員は、「全体の奉仕者」として公共の利益を追い求めます。
つまり、国民全体が幸せになれるように、サポートするのが公務員の仕事です。
ですから、「国民、みんなを幸せにするには、何をすべきか」をいつも考え、それに全力を注げる熱意のある人でなければ、公務員はつとまりません。

人のため、社会のために。やりがいを感じられる仕事です

「全体の奉仕者」と言われる公務員は、市民や社会の利益に直結した仕事ができることが大きな特徴です。「人のために役に立ちたい」という使命感を強く持つタイプの人にとってはやりがいのある仕事です。

働きやすく安定した環境

社会のために働く公務員の身分は、法律で保障されており、景気に左右されやすい民間企業と比べてはるかに安定しています
また、民間企業では、休みは週に1日しかないという企業もありますが、公務員は週休二日制や産休・育児休暇などの取り組みが積極的に行われています。仕事もプライベートも大切にできる、働きやすい環境が整っています。

公務員っていろんな種類があるんです。

公務員は大きく分けると、国家公務員地方公務員に分けられます。
国家公務員とは国の機関に勤める公務員です。
文部科学省、財務省などの各省庁の職員や裁判所の職員、自衛隊員、刑務所などの刑務官がこれにあたります。
一方、地方公務員とは地方公共団体の機関に勤める公務員です。
都道府県の職員、市町村の職員、さらに警察官、消防官(士)などがこれにあたります。

国家公務員

  • 国家公務員一般職(事務・技術)
  • 国税専門官
  • 税務職員
  • 労働基準監督官
  • 財務専門官
  • 海上保安官
  • 刑務官
  • 自衛官 など

地方公務員

  • 県庁職員(事務系)
  • 市町村役場職員(事務系)
  • 消防官(士)
  • 県庁職員(技術系)
  • 市町村役場職員(技術系)
  • 学校事務
  • 警察官
  • 警察事務 など

どんな公務員になりたいか考えよう!

公務員にはいろいろありますが、大まかに分けると「事務系」「公安系」、「その他(技術系)」に分けられます。
デスクワーク中心のもの、体力が必要なもの、特殊な技術を習得する必要があるものなど様々です。
公務員試験は職種によって試験内容が異なるので、「公務員になりたい」と漠然としたものから、「警察官になりたい」というように具体的な目標を見つけることが、公務員試験を受験する第一歩となります。

事務系・デスクワーク中心

  • 国家公務員一般職
  • 税務職員
  • 裁判所職員一般職
  • 都道府県事務職
  • 市町村事務職
  • 都道府県警察事務職
  • 都道府県学校事務職
  • 市町村学校事務職

公安系・体力を活かしたい

  • 海上保安官
  • 入国警備官
  • 刑務官
  • 警察官
  • 消防官(士)
  • 自衛官

その他(技術系)・専門知識を活かしたい

  • 電気・情報
  • 機械
  • 土木
  • 農業
  • 農業土木
  • 林業
  • 物理
  • 化学

国家公務員の仕事

国家公務員とは「国の機関に勤務する職員」です。
国全体、国民の視点に立った業務が中心となります。
省庁(あるいは出先機関)に入り、経済対策や地球温暖化対策、税金、労働問題、安全保障など国を動かすスケールの大きな仕事、つまり国家単位の仕事に携わることができます。

国全体の課題に対して果敢に取り組む一般職(行政事務)

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先中央省庁と地方機関
  • 勤務範囲近県内

文部科学省、厚生労働省、農林水産省などの各省庁や、全国にある出先機関で働きます。国の仕事に関わるので、公務員の中でも、スケールの大きな仕事ができます。仕事の内容としては、デスクワーク中心となりますが、採用された省庁によっては単なる事務仕事ではないこともあります。

国家一般職の採用までの流れ
1.試験合格後、合格者名簿に載ります。注:2次試験に合格しても採用されるとは限りません!
2.各省庁から面接の案内が来ます。注:希望する省庁の案内が来ない場合もあります。
3.採用面接を受けます。
4.採用面接に合格後、内定となります。

国家一般職試験合格後、採用面接があります!※一部紹介

財務省税関職員

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先空港・港
  • 勤務範囲全国

空港や港で、海外から日本に輸入されるモノの出入りをチェックするのが仕事です。輸入されるモノに税をかけたり、法律で禁止されているモノがないか監視・取り締まりを行ったりします。旅行客や船の乗組員など世界中の人と接するので、語学が得意な人は仕事に有利です。

防衛省職員

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先地方防衛局・自衛隊
  • 勤務範囲近県内

「防衛省=自衛隊」というイメージが強いのですが、自衛隊とは仕事内容が全く異なります。他の公務員と同様に、総務や一般事務のような仕事の事務官と軍事・防衛に関する様々な研究・開発を行う技官(技術職)に分かれます。沖縄では基地関係の仕事も行います。

海の安全を守る「海の警察官」海上保安庁

  • 試験レベル高卒・大卒(年齢制限あり)
  • 勤務先巡視船艇・海上保安部署など
  • 勤務範囲管区内・全国

海上保安庁は「海の警察」と言われ、海難救助や海上犯罪の取り締まりなどが主な仕事です。あの、映画「海猿」でスポットライトを浴びた潜水士も海上保安官です。海上保安庁に入るためには、まず海上保安学校(京都府舞鶴市・全寮制)に入校しなければなりません。

海上保安学校 課程・コース

船舶運航システム課程 1年
海上保安官として巡視船艇の運航に必要な知識・技能・海上犯罪取締などの知識を学びます。
航海コース 船舶の運航に必要な知識を学びます。
卒業後 > 航海士、船長(巡視船などの運航)
機関コース 船舶の機関や電気機器などに関する知識を学びます。
卒業後 > 機関士(巡視船などの機関運転・整備)
主計コース 総務、経理、補給、調理技術などを学びます
卒業後 > 主計士(巡視船内での経理や調理)
航空課程 1年
海上保安庁の航空機パイロットである海上保安官になるための基礎教養や、海上犯罪取締などの知識を学びます。
卒業後 > 航空基地などで搭乗要員
情報システム課程 2年
海上保安官として通信機器の運用・管理と航行安全に必要な知識・技能・海上犯罪取締などの知識を学びます。
卒業後 > 海上交通センター
管制課程 2年
運用管制官として船舶が安全に航行できるよう、航行船舶の動静を把握し、必要な情報提供、指導等の運用管制業務を行う海上保安官を育てる過程です。
卒業後 > 海上交通センター
海洋科学課程 1年
航海の安全を確保するために必要な様々な海洋データを収集・解析し、提供する海上保安官を育てる過程です。
卒業後 > 海洋観測、海図の作成

税のスペシャリスト専門職税務職員

  • 試験レベル高卒
  • 勤務先国税局・税務署
  • 勤務範囲管区内・全国

国家公務員一般職がどの省庁に採用されるか決まっていないのに対し、税務職員は、試験に合格した段階で国税庁に採用されます。合格後、税務大学に入学して約1年間の研修を受けた後、現場に出て、税の徴収や調査を行います。

裁判を支える縁の下の力持ち裁判所職員一般職

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先裁判所
  • 勤務範囲近県内

裁判を支える存在として、裁判所事務官がいます。民事事件や刑事事件などの裁判に関する事務を処理する「裁判部門」と、裁判所で働く人のサポート(一般事務)をする「司法行政部門」で働きます。
裁判所事務官として一定期間働き、試験を受けて、法律の専門職である裁判所書記官になることもできます。

入国外国人のトラブルから日本を守る入国警備官

  • 試験レベル高卒・大卒(年齢制限あり)
  • 勤務先入国管理局・入国管理センターなど
  • 勤務範囲全国

経済が豊かな日本には多くの外国人が入国してきます。その中には不法に入国し滞在する外国人も多く、入国警備官はそのような不法滞在者を摘発・強制送還し、日本の安全を守っています。法律の知識も重要ですが、常に外国人と接するため、語学力が必要とされる職業です。

更生・社会復帰のアドバイザー刑務官

  • 試験レベル高卒・大卒(年齢制限あり)
  • 勤務先刑務所・拘置所など
  • 勤務範囲管区内

刑務官は、罪を犯して刑務所、少年刑務所、拘置所に収容された人に対して、日常生活の指導、職業訓練指導等、悩み事に関する指導を行いながら、再び過ちを繰り返さないように収容者の更生、社会復帰を手助けする仕事です。

地方公務員の仕事

都道府県庁や市町村などに勤務し、住民が快適に暮らせる生活環境を作るための地域密着型の仕事を担当します。
地域住民の声に耳を傾け、その街の行政に反映させるなど、市民生活全般に関わる幅広い仕事が魅力です。

都道府県市などの区域を超える広い範囲での行政サービスを提供

国と市町村の間の調整役一般職(県庁職員)

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先都道府県庁
  • 勤務範囲各都道府県内

都道府県の職員は、道路や公共施設の管理や建設など市町村では処理が難しい業務や、国と市町村の間の調整など、幅広いサービスを行います。 デスクワークを中心とした仕事が多いのも特徴です。

警察官のサポート役警察事務

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先警察本部・警察署
  • 勤務範囲各都道府県内

警察本部や各警察署で、一般事務を行います。具体的には、犯罪データの整理や分析、落し物の管理、警察官の給料の計算、物品購入、施設の管理などの仕事をしています。事務職なので、警察官の採用とは異なります。

犯罪から住民を守る頼れる存在警察官

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先警察本部・警察署
  • 勤務範囲各都道府県内

住民の安全と生活を守るために、交番やパトロールカー勤務、強盗、傷害事件の解決など様々な業務を行います。 正義感や責任感が強く、なおかつ体力に自信がある人がむいています。採用後、警察学校で警察官としての知識や技能を習得します。

市町村生活に密着した基礎的な行政サービスを提供

最も地域に密着した公務員一般事務(市町村役場職員)

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先市町村役場
  • 勤務範囲各市町村内

市町村の職員は、住民登録の手続き、ごみ処理、街づくり、施設の管理など、地域住民の普段の生活に密着した仕事がほとんどです。住民と接する機会が多いので、高いコミュニケーション能力が求められます。

あらゆる災害から人々を守る消防官(士)

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先消防本部・消防署
  • 勤務範囲各市町村内

市民の生命と財産を守るために、火災現場で火消しや救助活動をします。それ以外にも、建物の防災設備の点検や安全指導など、火災の発生を予防するための仕事もあります。採用後、消防学校で消防官としての知識や技能を習得します。

ハイレベルな仕事がしたいなら、東京都の地方公務員!

同じ地方公務員でも首都東京は他の地方自治体と比べて規模が大きく仕事もハイレベル! 地方公務員のスペシャリストが集まる東京都の職員はステータスになります。

国家レベルの犯罪に立ち向かう警視庁

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先警視庁・警察署
  • 勤務範囲東京都

国の中心である、首都・東京の警察なので、"警視庁"という名称で他の都道府県警と区別されています。一般の警察官の仕事だけでなく、テロなど、国家レベルの仕事を行うこともあるので、やりがいを強く感じられます。

日本最大の消防組織東京消防庁

  • 試験レベル高卒・大卒
  • 勤務先消防庁・消防署
  • 勤務範囲東京都

通常の消防組織は市町村ごとの組織になっていますが、東京消防庁は東京23区(特別区)を一体として東京都が管轄しています。よって、日本最大の消防組織で、災害件数も群を抜いています。高度な知識・技能が身につきます。

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